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ザ・グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman





ザ・グレイテスト・ショーマン/The Greatest Showman




観賞してきました♪ 
劇場公開中に間に合って良かったです。時期として後から公開された「ブラック・パンサー」よりも広いスクリーン。

観賞後、なるほど、口コミやリピーターが多いので、いまだに公開が続いているのだ。私も劇場でもう一度観たい。
そう思わせるほど、この映画の面白さは最近の中でトップクラス。ショーに携わる端くれとして十分勉強をさせてもらえた。

様々な分野の日本人アーティストが世界で活躍する現代であるが、こと演出や脚本、監督の技量の平均値は
まだまだハリウッドにおよばないことを痛感させられた映画でもある。




「ザ・グレイテスト・ショーマン」

実在のショービジネス界の伝説的プロデューサー兼プロモーターをテーマに描いた作品、
豪華な俳優陣とスタッフなのだが、監督はなんとこれが長編映画デヴュー作らしい。

監督はマイケル・グレイシー。今後はマイキーの愛称で呼ぶ事にしよう (^o^)




映画の冒頭、主人公である P.T.バーナム(演:ヒュー・ジャックマン)の幼少時代から生い立ち、結婚、妻の出産まで
いっきにストーリーは進む、ものの10〜15分か。

無駄なく、スピーディーに、しかも分かり易く。観ている者を一瞬で映画の世界へ引きずり込む。
監督の技量、ハンパじゃない。

パンフレットを観て頷く私。マイキーはミュージック・ビデオやCM監督として、既に名の知れた人物だったのだ。
ご存知、MVやCMなどは決められた短時間で、いかにそのモノを表現・演出できるかに技量が問われる。

日本のミュージカルの演出家は、このスピーディーな演出を是非とも勉強してほしい。

邦画もそう、日本の映画は入り込むまでに時間がかかり、
ようやく入り込めたと思ったら既に上映時間の半分以上が終わってたり (^o^)



話しを「ザ・グレイテスト・ショーマン」に戻そう、
その後のストーリー展開もスピーディーかつ分かり易く、ミュージカル映画なので必然的に途中途中に挟まれる歌やダンスも
けして観客を飽きさせない。しかも歌やダンスのシーンへのつながりが本当に自然なのである。

流れはもちろん監督と編集担当(ジョー・ハッシング)の技量によるものだが、
演技や歌、ダンスのシーンは俳優たちによるの。口パクを口パクと感じさせないのも俳優の技量。

ヒューちゃんをはじめ、出演している俳優が自分で歌っているらしいが、
レベッカ・ファーガソン(ジェニー・リンド役)だけは口パクだそうです。が、全くそれを感じさせない素晴らしい演技。

ヒューちゃんの溢れる才能を再認識させられました。もともと好きな役者さんのひとりでしたが、
この映画でヒューちゃんのファンになっちゃうかも。





映画なので、実際におきた出来事を脚色していたり、史実と違うところもあるのですが、
観賞しながら「P.T.バーナム氏と私の人生は似通った点が多々あるな〜〜〜」なんて思って観てた。


彼は世界的なショービズのプロデューサー、私はたかだか東京の片隅のアラフィフであり、規模の差は激しいが、


彼は自分のアイデアとショーの演出をイメージし、それを具現化していく。「サーカス小屋」を通して。
私も自分のアイデアとショーの演出をイメージし、それを具現化していく。「クラブ」を通して。

彼はショーを大ヒットさせ、傲慢になり、金を浪費してしまう。
私もクラブを大ヒットさせ、傲慢になり、金を浪費してしまう。

しまいに彼は銀行からの融資は受けられなくなってしまう。
しまいに私も銀行からの融資は受けられなくなってしまう。


しかし、


彼は自分のやりたい事と明確なイメージを持って仕事をし、たくさんの仲間に恵まれる
私も自分のやりたい事と明確なイメージを持って仕事をし、たくさんの友人に恵まれる

ん・・・、彼は世界的、私は東京の小さな街。
一緒にしたらおこがましいと自覚しながらも、そう感じてしまいました。




本作品、米本国では映画評論の専門家の間で、評価が高と低のまっ二つに割れているそうです。
私はもちろん高評価。何も考えず、ぼーっと観てるだけでも楽しい作品です。


ストーリー、音楽、ダンス、カメラワーク、ファッション、俳優陣の演技、編集など、全てが楽しめます。



私の好きな映画のひとつに「シェフ/三ツ星フードトラック始めました」という映画があるのですが、
この映画、根っからの悪人が出てこない、希な映画です。(登場人物の立ち位置が絶妙。監督と脚本が素晴らしい)

本作は嫌味なブルジョア階級と地元の人種差別する人間が登場するのですが、それ以外はみんな善人。




是非ともおすすめの1本。



勉強になり、元気をもらった「ザ・グレイテスト・ショーマン」。
マイキー、ヒューちゃん、そしてこの映画に携わった皆様、ありがとうぶんち



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